あ行の宅建用語集

あ行で始まる宅建用語の解説

□あ

案内所 事務所とは別に業務を行える場所。一団の宅地建物を案内所で分譲する時には標識が必要。さらに契約の締結まで行うには届出や主任者の設置が必要といった規制がある。事務所と案内所がごっちゃにならないように注意。

□い

遺産分割協議 誰がどの遺産をもらうかの話し合い。
共同相続人全員の同意が必要で裁判が必要となるケースもある。それぞれ単独でも可能で同意がいらない相続分の譲渡との違いをチェック。
いすわり更新 借地権の期間が終わっても建物があると、土地の使用を継続できることになる。土地を使い続けることで地主の意思に反して契約更新できる。文字通りいすわり続けて更新すること。正当事由、異議によって更新を阻止できることもあるので、例外パターンも学習しておくといいです。
一般媒介契約 1つの業者に限らず媒介をお願いできる契約。専任媒介契約や専属専任媒介契約もあり、こちらも試験範囲。それぞれの契約の有効期間や登録・報告義務の細かい違いは学習必須。
遺留分 遺言でも侵害できない遺族の遺産の取り分。兄弟や姉妹には遺留分がない点と相続人の位置で取り分が変わる点を確認。遺留分減殺請求権と放棄も一緒に覚えておく必要があります。

□う

請負 オーダーメイドという言葉がわかりやすいと思います。請け負う側の話も合わせて学習。簡単なように見えて意外とややこしい。注文者の所有権まで深く学ぶと混乱するかもしれないので、ほどほどで見切るのも大事。

□え

営業保証金 業者が供託所に供託しておくべきお金。お客さんが損害を受けたときでも供託所で保証してもらえる。言葉自体は聞きなれていなくても知識レベルでなんとかなるので、けっこう簡単な部類だと思います。
MBS 住宅金融支援機構債券。買い手、お金を貸す銀行、住宅金融支援機構の3者が関わる仕組みの中で必要なもの。証券市場で売り出される。複雑ですが、お金の流れも学ぶことができるのでおもしろいと感じる人もいるかもしれません。