宅建本試験までに苦手な分野をなくすための4ステップ

苦手な論点を分野ごとに整理して把握

宅建は法律や不動産の知識を幅広く問われるため、理解が不十分という箇所がいくつかでてくるはずです。ご自身が苦手と感じている分野を克服しておくのは、試験直前期の学習の重要ポイントになります。

苦手な分野を攻めるにあたり、まず最初にやっておきたいのが「どこが苦手なのかを把握する作業」です。

問題文を見ただけで拒否反応を起こしてしまうくらい苦手な箇所ならわかりやすいですが、イマイチ失点原因がつかめていない場合は、問題集を片手に洗い出す必要があります。

過去問で間違えた問題をピックアップしてどの分野に属するかを整理していけば、間違いやすい箇所が浮き彫りになります。失点箇所がバラバラな場合は、ひとまず「民法」「宅建業法」「法令上の制限」「その他・税法」で分けておくといいでしょう。

取り組んだ問題をノートに書いてなかったり答え合わせの結果が手元にない場合は現状どうしようもないです。今後とりくむ問題から間違った箇所を把握できるように記録を残しておきましょう。

僕の場合は法令上の制限が不得意だったのですが、苦手な論点は人それぞれ変わるのでぜひ苦手分野を整理してみてください。

なお、「民法」や「宅建業法」と分野を大きくとらえなくても、たとえば「抵当権がよくわかっていない」「都市計画法の理解が不十分」といった具合に、各分野でさらに細かく整理するのもいいと思います。

この場合は失点箇所が集中しているため、確認もしやすいですし復習も素早く始められます。

焦らず基本に戻ってみる

苦手な分野の整理、把握ができたら参考書で基本原則などをもう一度確かめてみます。

直前期になってから基本に戻るのは面倒に感じるかもしれませんが、「そもそもの解釈を間違えている」「基本ルールを理解できていない」「勘違いや思い込み」といった可能性を消すために超重要です。

間違えた問題に関しては、選ぶべき選択肢以外についても基本を復習します。理由は、まったく同じ問題が出る可能性はほぼないからです。過去問で正解の選択肢のことだけを理解できても、本試験で微妙に違う問題が出題されたら同じような間違いをしてしまいます。

似ているけど違う変則的な問題に対応するために、他の選択肢についても基本を復習しておくわけです。

自信をもって「この選択肢は違う」と言えるものはサラッと確認すれば大丈夫ですが、2択まで絞って迷ったあげく間違えた問題は、特に入念に学習しなおす必要があります。

暗記項目も基本から覚えなおす

失点しやすい原因は他にも色々ありますが、暗記項目を忘れて得点できないケースも多いです。

暗記だけで乗り切れる問題は少ないため、言葉の定義や原則などをド忘れすると手つかずになる可能性があります。この場合も全ての選択肢の言葉や暗記項目を参考書に戻って覚えなおすようにしておきましょう。

「見たことあるけど、何だったっけ?」くらいの曖昧さなら本試験でも記憶の片隅からでてくることもありますが、「学習した事実を覚えていない場合」は注意が必要です。

過去に学んだはずなのに「なにこれ?知らない」となる問題は、苦手というよりは学習が不十分の可能性大なので、0から始めるつもりで徹底的に勉強していきましょう。

苦手意識がなくなるまで挑戦する

苦手な分野を克服するコツは、慣れるまでやり続けることに尽きます。

不得意だから敬遠したくなる気持ちもわかりますが「この分野から出題されたら終了~」という状態では、常に不安もつきまとうものです。

オカルトちっくですが、そういう箇所に限って出題されたりもします。

特に、得点源となる民法や宅建業法でそのような事態になると致命傷になりかねません。ですから「どこが出ても問題ない状態」を目標に、可能な限り苦手な分野をなくしておきましょう。

そうすることで自信をもって本番にのぞめますし、当日も慌てることなく各問題に落ち着いて取り組めます。

「備えあれば憂いなし」の精神で頑張りましょう。