試験日程や出題形式
宅建試験の正式名称は宅地建物取引主任者資格試験です。試験は1年に1回だけ実施されていて、受験資格に年齢や学歴などの制限もなく、誰でも受験できます。
細かい日程は毎年変わりますが、第3日曜日に実施されることがほとんどです。(正式な日程は確認しておきましょう)試験時間は13時からの2時間で、休憩したり途中退室もできません。
出題形式は、1つの問題に4つの選択肢が与えられひとつだけ正解を選ぶ、4肢択一となっています。解答用紙もマークシートになっていて、選んだ数字を塗りつぶす形で解答していきます。
なお、記述式の問題などはありません。
受験申し込みと合格発表までの流れ
1、宅建試験の協力機関で申込書をもらうか、問い合わせて郵送してもらいます。例年7月から1ヶ月の期間で申込書の配布があるので、忘れないうちにもらっておきましょう。
僕は本屋さんで申込書を見かけたのでそれを使いました。(無料だけど大きい本屋しかない)
2、必要事項の記入をして協力機関に申込書を郵送します。インターネットでも受付ているのでそちらから申し込んでも大丈夫です。受験手数料と写真が必須なので、早めに準備しておくのがいいと思います。
3、しばらくしたら、受験票が郵送されるので保管しておきましょう。「申し込みを受け付けました」という葉書と受験票が届きます。2枚の葉書は別々に届くので慌てないようにしましょう。
なお、万が一受験票が届かない場合は葉書に記載されている期間内に問い合わせて確認します。
4、しっかり勉強して本番を迎えます。上述のとおり、試験日程は毎年変わりますが第3日曜日が受験日となるでしょう。
5、合格発表まで1ヶ月以上待つことになります。僕が受験した2010年度の場合は10月17日が試験日で、合格発表は12月1日でした。正直、発表までの時間は長いため、自己採点で得点をある程度把握しておくほうが精神的に楽です。
合格ライン
合格ラインは毎年変動するので、何点以上とればOKというものではないです。
合格基準点が変わる試験ですから、「思ったより簡単だった」と感じた場合は基準点もあがっていて意外にも不合格、といった可能性があります。
逆に「過去問や予想問題を解いた時と比べて手ごたえがなかった」という場合でも、他の受験生も苦戦していて、基準点が下がり合格できる可能性は大いにあります。
ですから、「何点以上とればいいのだろう?」という部分をあまり気にせずに、目標設定して学習をすすめるのがオススメです。
合格率や難易度、目指すべき点数については、こちらでもっと詳しく解説しています。