法令上の制限の重要ポイントを解説
開発許可【許可が不要なケース・申請手続きの流れ・開発区域の建築制限】
防火・準防火地域の制限【建物の構造・地域がまたがる場合・両区域に共通する規制】
高さに関する制限【日影規制の適用区域と斜線制限の種類・適用範囲】
建築確認が必要な建物と工事完了後の使用ルールおよび建築協定との違い
土地区画整理法の目的と区画整理の流れおよび換地処分公告の効力
建築基準法における単体規定とその他の法律で事前に学習しておくポイント
法令上の制限では各法律が宅地造成や建物の建築にどのような規制をかけているのかを順番に学んでいきます。全4分野の中では最も覚えるべき項目が多いため、暗記が苦手な方にとっては辛い分野です。また、暗記が得意でも問題自体がとっつきにくい上に話の流れが理解しにくいですから、場合によっては民法以上に頭を抱える部分も多くなると思います。
しかし、民法と宅建業法だけをおさえても合格点に達することは厳しいですから、学習を避けて通ることはできません。各法律に対して深く学ぶ必要はないですから、頻出される「開発許可」や「用途規制」「建築基準法」あたりを重点的におさておくといいでしょう。
法令上の制限が苦手なまま受験する人も少なくないですが、裏を返せば力を入れておくことが大きく有利に働く可能性は高いです。3分野で得点力をもっておけば、その他の分野は適当にやっても大丈夫なくらいなので、ここを踏ん張りどころに頑張っていきましょう。