宅建試験当日は早めに会場へ行き雰囲気に慣れる

当日は早めに会場へ行くのが吉

宅建試験当日に遅刻するなんてあってはならないことですが、時間に間に合うにしてもできる限り早めに会場に行って準備しておくのが望ましいです。「早く行っても関係ない」と思うかもしれませんが、会場への到着があまりにもギリギリになってしまうと、慌ててしまってつまらないミスをしてしまう可能性があります。

また、早めに席についておけば試験の説明が始まるまでの時間に最終確認をしておくことも可能です。本当にわずか数十分しかありませんが、この時間の使い方が合否を左右するかもしれません。

少し話が脱線しますが、僕が受験した時は受験票に公共交通機関を使用するように注意書きがありました。受験者の送迎で道が混雑したり会場の近隣住民とトラブルがあるみたいで、「車での送迎はしてはいけない」となっていたんです。

現実は送迎してもらっている人がたくさんいたのでなんとも言えないところですが、受験票に送迎禁止と記載されていた場合は、バスや電車で会場に向かうのが無難だと思います。

そのルールを破ったところで合格取消にはならないでしょうけど、試験と全然関係ないことでトラブルになったりしたら目も当てられません。試験終了後はともかく、開始前に面倒ごとに巻き込まれたら今までの苦労が水の泡です。自業自得といえばそれまでですが、憂いは断っておいたほうが試験にも集中できると思います。

なお、試験日は休日のため、公共交通機関の時間変更を忘れると地味に焦ります。事前に受験票に記載された会場の確認と交通手段の確保をしておきましょう。

会場付近まで行けば他の受験生もたくさんいますから、道に迷うこともなく余裕をもって着席できます。

時間ギリギリに行くメリットはなし

僕の場合は1時間半前くらいに席について復習していました。最後の確認をする時間は十分ありましたが「ちょっと早かったかな?」という感じもしたので、試験開始の1時間前くらいに指定の席に座っておくのがいいと思います。

試験が始まると原則途中退室はできませんので、トイレも忘れないように済ませておきましょう。特に緊張でお腹が痛くなる方は注意です。

開始時間が迫ると試験中の注意事項の説明が始まります。また、携帯電話やスマートフォンは電源を切って渡された封筒に入れるよう指示されるので従いましょう。

そして、試験開始時間までは待機です。

これだけだと会場に早く行くメリットは何もないようですが、前述のとおり少しの時間を復習に使ったり気持ちを落ちつかせる余裕があります。

逆に、遅く行くメリットは何もないですし「可能な限り早めに向かっておく」という心構えも合否を左右する要素の一つだと思います。

余計なお世話かもしれませんが、1年1度の試験を慎重すぎるくらい大切にしてみましょう。真剣にのぞむ姿勢が、いい結果をきっと招いてくれるはずです。