その他の分野・税法のポイントを解説
地価公示法でおさえておきたい公示価格決定の流れと地価公示の効力
その他の分野では幅広く色々な問題が出題されます。過去問を見るとある程度出題傾向が把握しやすいため、試験対策としては「公示価格」や「景品表示法」「不動産鑑定評価」あたりを重点的に学習しておくのがいいでしょう。
一方、土地と建物についてはいくら時間をかけても完全に対策をするのはほぼ不可能です。過去問でも1度しか出題されたことがない問題もたくさんありますし毎年新しい問題も多数でてくるので、時間をかければいいとは言えません。しかし、頻出されるポイントはありますので、その部分のみに特化して学習しておくのがいいでしょう。本試験では冷静に考えれば割と簡単な問題が出ることもあるので、力を入れすぎないのもこの分野のコツと言えます。
税法に関しては基本的な言葉や計算方法はおさえておくといいでしょう。不動産取得税や固定資産税あたりは学習しておいてもいいと思いますが、所得税は難しいので無理にやらないという手もあります。最初から捨てるつもりでしたら、中途半端に手を出すよりも他の分野に学習時間を割くほうが遥かに効率的です。