資格スクールや通信講座の利用価値と失敗しない活用術

資格スクールや通信講座は利用すべき?

宅建は超難関ではないですが、合格率は決して高いとはいえない試験です。そのため、資格スクールや通信講座を積極的に利用する方も大勢います。

僕は独学派だったので、スクールに通ったり通信講座での勉強が必須とは思いませんが、独学にはないメリットがたくさんあり、合格への近道なのはたしかです。

スクールや通信講座を利用すると以下のようなメリットがあります。

  • コツやテクニックを教えてもらえる
  • ついついサボりがちな人でもモチベーションを維持しやすい
  • 試験の最新情報や予想問題を入手できる
  • 本番さながらの模擬試験を受けることが可能
  • 正しい方法と無理のない計画で学習をすすめられる
  • わからない部分を解決できる

一方、独学と比べてお金が余計にかかるデメリットもあります。また、マイペースに勉強していきたい方には決められたカリキュラムがストレスになるかもしれません。

一人でサクサクと学習できて講座より学習ペースが早い場合も、そのまま独学ですすめるほうが効率的になります。

いずれにしろスクールや通信講座の利用は一長一短あるもので、使うべきかは人それぞれ環境次第です。「疑問点を質問できる環境がほしい」「忙しいから決まった勉強時間をつくりたい」「他の受験者と同じペースで無理なく学習をすすめたい」といった方は利用価値が大いにあります。

特に独学だとサボってしまう方やモチベーションが維持できない方は、スクールに通って、強制的に勉強時間を確保するのは、効果的な学習スタイルだと思います。

情報収集や模試・講習だけに利用するのも手

独学ですすめると決めた場合、スクールや通信講座に興味がないかもしれませんが、資料を見てカリキュラムや学習予定といった情報はチェックしておくべきです。

独学だと他人のペースを知ることは難しく、「自分の学習が遅れているか、進んでいるか」もわかりません。ですが、講座のカリキュラムに目を通しておくと客観的に自分の学習ペースを判断できます。

スクールの予定を見ながら「現段階でどの程度まで学習できていればいいのか」といった目安を知るために活用するわけです。あくまで目安ですから予定どおりだったとしても、よりハイペースに学習できるように計画を立て直すといったことも可能になります。

その上で、模擬試験や直前講座など、自分に必要なものだけを選んで受講していくのがオススメの利用法です。これなら最初から最後まで講座のお世話になるより費用も少ないですし、時間効率もよくなります。

もちろん「独学でやるか、講座を利用するか」を決める前から、じっくり検討するのもいいと思います。

また、合格に大きく近づく5問免除を受けるための講習受講者を募集しているところもありますから、0から合格までお世話にならない方でも活用しておきたいところです。

独学でひたすらやって免除のためだけに講習を受けるという方法や、試験後に解答速報を見るなど、スクール活用術はまだまだあります。最低限の情報はもたないといけませんから、情報遮断のしすぎに注意しておきましょう。

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真っ先に資料に目を通しておきたいところ。

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